スタッフブログ

2014/12

02

火曜日

住まいのリフォーム ~床暖房その1~

床暖3.jpg

この時期 人気のリフォームが床暖房リフォームです。

 

取り付け工事も、フローリングの張替え時に一緒にやれば
意外と簡単で、床のリフォームと伴にご希望される方が
多くいらっしゃいます。
 
しかしは床暖房をリフォームで取り付ける場合には、
新築には無いリフォームならではの問題点があり、
注意しなければ効果が半減してしまったり、
高くついてしまったりすることがあります。
 
リフォームで床暖房を設置する時は、
どこの部屋に取り付けるのか、面積はどれくらいか、
何時間くらい使うのかなどにより商品の検討をする必要があります。
 
リフォーム向きの床暖房には、「電気で発熱する床暖房」、
「温水を循環させる床暖房」 がありますが、それぞれ
面積や床の状態によってメリット・デメリットがあります。
 
◎電気で発熱するシートを床下に敷く床暖房

 

床暖4.jpg

 

キッチンや洗面所に向いています。
 
長所:工事費は安め
短所:光熱費は高め
 
電熱線で発熱するシートを床下に敷き込む床暖房は、
狭い範囲で短時間使う場所向けです。
 
商品によって厚さ1mm以下の発熱シートや、
フローリングの内部に電熱線が組み込まれたタイプがあり、
今の床の高さをほとんど変えずに取り付けできるので、
工事はとても簡単、工事費用は一番安く済みます。
 
ただしこのタイプの床暖房は、
「電熱線で直に暖める方式」 ですから効率は悪く、
ランニングコストは高め。
しかし、キッチンや洗面所など小さい面積で短時間使う
部分暖房なら、光熱費はそれ程気にならないので、
リフォーム費用が安いこのタイプがオススメです。
 
◎別置きのボイラーで暖めた温水を循環させる床暖房

 

床暖2.gif

 

リビングやダイニングに向いています。
   
長所:光熱費は安め
短所:工事費は高め
 
別置きのボイラーで暖めた温水を床下のパイプに循環させる床暖房は、
広い範囲で長時間使う場所向けです。
 
給湯器の設置や配管工事の費用が掛かりますが、
最近はフローリング一体型や、簡単な工事で設置できる温水循環型の
床暖房システムが増えてきています。
 
ここでポイントになるのが、お湯を沸かす給湯器です。
ガス式給湯器なら 「熱効率が高く風呂の残り湯の熱も再利用できるエコジョーズ」、
電気式給湯器なら 「空気中の熱と深夜電力を使って安くお湯が沸かせるエコキュート」
があります。
ようは効率のいい給湯器を選べば、それだけ床暖房に掛かる光熱費を
安くすることができるということです。
 
温水循環型床暖房システムは、高効率なシステムでお湯を作れば、
電熱線で直に暖める方式よりランニングコストが安いので、
リビングやダイニングなど広い面積で長時間使う場所に向いています。
 
お湯を沸かす給湯器には、電気式、ガス式、灯油式などがあります。
どれがいいかは、地域や生活スタイルにより変わりますので、
性能をチェックして選ばれることをオススメします。

 

 

床暖リフォームのご相談は・・・

㈱谷工務店 こうべリノベーション事業部へご相談ください。

電話Tel 078-974-7710

 

 

2014/11

25

火曜日

寒~い時期の強~い味方って?

先月まで暑い暑いと言っていたのに
いつのまにやら、朝晩の寒さに震える
季節となりました。

 

さて円安の影響か?原油価格の高騰のせいか?
灯油代は今年も高いまま。。。


この冬の暖房費を考えると頭が痛い問題ですねえ。

 

そんな悩みを解決してくれるのが、
今ある窓に簡単に取り付けが可能な断熱内窓。
断熱効果だけでなく、防音効果もあり外からの音の進入を抑え、
外への音漏れも防ぎます。

 

02.jpg

 

簡単に取り付けが可能な内窓の多くは熱伝導率の低い樹脂製。
樹脂はアルミに比べて熱伝導率が1/1000程度で
断熱効果に優れた素材です。

 

また、既存の窓と後から取り付けた内窓との間に生まれる
新しい空気層が室内の熱を外に伝えにくくし、
外気温と室内温度の差により発生する結露を抑えることができます。
外気温の影響も受けにくいので冷暖房効率も大幅に上がり、
省エネ・節約にもつながります。

 

20100304202453e39.jpg

 

工事もスピーディーに施工が可能です。


今ある窓の内側に窓枠を取り付けるだけなので、
1窓あたりの施工時間は約1時間(トステム株式会社「インプラス」の場合)。
外壁や柱に手を加えるような大がかりな工事も必要ないので、
マンションリフォームにもお勧めです。


また、各内窓メーカーごとに様々なカラーバリエーションがありますので、
イメージを変えたくない場合も、イメージを変えたい場合も
お部屋に合わせてコーディネートできます。

 

断熱内窓のご相談は・・・

こうべリノベーションへご連絡ください。

電話Tel 078-974-7710

 

先月まで暑い暑いと言っていたのに
いつのまにやら、朝晩の寒さに震える
季節となりました。

 

さて円安の影響か?原油価格の高騰のせいか?
灯油代は今年も高いまま。。。


この冬の暖房費を考えると頭が痛い問題ですねえ。

 

そんな悩みを解決してくれるのが、
今ある窓に簡単に取り付けが可能な断熱内窓。
断熱効果だけでなく、防音効果もあり外からの音の進入を抑え、
外への音漏れも防ぎます。

 

02.jpg

 

簡単に取り付けが可能な内窓の多くは熱伝導率の低い樹脂製。
樹脂はアルミに比べて熱伝導率が1/1000程度で
断熱効果に優れた素材です。

 

また、既存の窓と後から取り付けた内窓との間に生まれる
新しい空気層が室内の熱を外に伝えにくくし、
外気温と室内温度の差により発生する結露を抑えることができます。
外気温の影響も受けにくいので冷暖房効率も大幅に上がり、
省エネ・節約にもつながります。

 

 

2014/11

04

火曜日

珪藻土のウソ?ホント?

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今 巷では、新築住宅に既存住宅のリフォームに
人気の珪藻土材。

 

日本に古くからある自然素材で、化学物質による
シックハウス症候群になる恐れが低いことなどから
広く普及してきました。

 

しかし・・・

 

すべてにおいて万能の材料などこの世の中にはない訳で、
過去には安価で耐久性、耐熱性、絶縁性などに非常に優れ
『奇跡の鉱物』ともてはやされた、あのアスベストですら
今や『静かな時限爆弾』などと呼ばれ悪魔扱いされています。

 

では 珪藻土のデメリットとは何か?

デメリットを語る前に『珪藻土』とは?

 

珪藻土とは、珪藻とは植物プランクトンのことで、
800万~1000万年前の植物プランクトンの一種である
珪藻の遺骸(珪藻殻)が泥粒子とともに沈殿し、
遺骸の中の有機物が酸化分解し二酸化ケイ素(無機物)を
主成分とする殻が海底や湖底に堆積して化石化したものを
いいます。

 

珪藻土には直径が2~50ナノメートル
(※1ナノは1メートルの10億分の一)という非常に小さな
細孔を無数に持ち、その小さな穴が自立的な吸放湿を半永久
的に行うことにより、湿度の調整や脱臭、吸着を行うことで
結露や湿外を防止出来ると言われています。

 

そんな珪藻土のメリットとは・・・

 

①室内の湿度を一定に保つ
②主成分が化石である為、耐火性能が高い。
③室内のにおいを吸着する
④断熱、保湿性能に優れている。
⑤音の反響が少ない
⑥衝撃に強い

 

以上のような事がよく言われている利点です。

 

 

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ではいよいよ本題 珪藻土は万能の材料なのか?

 

・・・答えは『否』です。

 

なぜなのか?
答えは珪藻土それ自体が粉だからです。

 

詳しく説明しますと、垂直面の壁に粉を塗るのですから
水を混ぜて塗ると・・・当然落ちてきます(当たり前ですが)
もともと固まるものではないため、壁を塗るために接着剤が
必要となってきます。その接着剤を混ぜる行為が実は、
先程述べた珪藻土の長所である多孔質の孔を塞いでしまう
役割をしてしまうのです。

 

さらに最大の長所である調湿効果というのがクセもので、
常に湿気が多い場所だと、吸湿した湿気を放出しないので
内部に溜まったままとなり、カビなどの発生の原因と
なってしまいます。これを防ぐ為には、化学物質である
防カビ材を混入する必要があり、自然素材の看板が・・・

 

お部屋に至っては、最近の建物は昔の建物と比べものに
ならないくらい気密性に優れている為、珪藻土が室内の
湿気を吸湿しすぎると過乾燥となり、アトピー肌にとっては
大敵なお部屋となってしまいます。

 

単純に考えれば、粉を接着剤で塗っただけのものですから
表面には凹凸がつきものです。当然凹凸部分にホコリが
付着しやすくなりますから、壁の掃除は必須となります。


材料自体に静電気は帯びていないので、ホコリ自体は
簡単にとれますが、経年で珪藻土自体もポロポロと
落ちてくるのでご用心を。これは長い期間湿度を保持
しすぎたせいで、粉自体が分離してくる加水分解という
現象です。梅雨時など湿度が多いときには特に注意が
必要です。

 

そしてこのポロポロ落ちてきた粉が『結晶性シリカ』といい
一度吸い込むと体の外には出せません。

一説には肺がんの可能性もあるといわれています・・・

どっかで聞いたような話ではありますが・・・

 

最初に書きましたように、万能な材料というのは
この世の中にはありえません。使用する場所や部位によって
どんな材料が最適か?専門家にお問い合わせください。

 

もちろん当社は、商品のメリット・デメリットをお客様に
ご説明して計画段階からアドバイスさせていただきます。

 

リフォームのご相談は・・・

こうべリノベーションへご連絡ください。

電話Tel 078-974-7710

 

2014/10

28

火曜日

外壁はしっかりしていますが...気づいていますか?建物の劣化状態②

前回に引き続き、外壁の劣化についてもう少し
書いてみようと思います。

 

外壁の劣化でよく見かけるものに、

前回書きましたシーリングの劣化と
もうひとつ外壁のクラックがあります。

 

クラックと一括りにいっても、状況と出来る部位によって
少し意味合いが違ってきます。

 

まず良くあるのが、塗膜に出来るヘアクラック。

 

hea.jpg

 

こちらは塗膜の経年劣化により、

下地の膨張収縮の動きに絶えられなくなった

塗膜表面にヒビ割れが出来たものです。

 

以前にも書きましたが、外壁面を手で軽く触れて、
手のひらに白いチョークの粉のようなものがついてくれば、
塗膜の劣化が進んでいるということですので、
こういったヘアクラックが出来やすい状態といるでしょう。

 

塗装の塗替工事を行うことで、対応できます。

 

次に乾燥によるクラック。

乾燥クラック.jpg

 

こちらは、建築後に出来たというよりも、工事中に
モルタルなどの外装材の乾燥過程で、

材料内の水分の蒸発などにより乾燥収縮が起き、

ヒビ割れが起こります。

 

ある程度の期間が経つと乾燥収縮は止まりますから、
それ以上ヒビ割れが拡大することはありません。

 

塗膜面に出てきている場合は、塗装の塗替工事で
下地処理をきちんと行えば、ほとんどわからなくなります。

 

次は、外壁の塗り継ぎや異種材料のジョイント面で
よく見られる縁切れによるクラックです。

 

打ち継ぎ部.jpg

 

増築で家屋を継ぎ足されたり、

リフォームで部分的な補修を
された部分の継ぎ目によくできます。


これは、もう防ぎようがないクラックと言えます。


なぜかというと、いくら見せかけ的にくっつけたとしても、
元々の部材と足した部材は、一体にはなりえません。


それぞれが違う動きをすれば、

接合面に力的な負担が係る事は
致し方ありません。こういう場所については、

シーリング材等で目地を作り、動いてもクラック等の

出ない処置が必要となってきます。

 

最後に構造クラックです。

 

構造クラック.jpg

 

これは建物の構造的な欠陥や

建物の不動沈下などによって、
建物に外力が係り、部分的に耐力的負担が

大きくなってしまい出来るクラックです。


こちらのクラックは、上記3種類のクラックと違い、
クラックのヒビ割れの幅が大きくなる特徴があります。
こういったクラックを見つけられた時は、

専門家に相談されることをおすすめします。


ただし、地震や大きな台風による風など、

特殊な外力によって出来る場合もありますので、

大きなクラックを見つけたから、家が傾く・・・

などと早合点しないようにご注意ください。

 

 

修繕のご依頼は・・・

こうべリノベーションへご連絡ください。

 

電話Tel 078-974-7710

2014/10

21

火曜日

外壁はしっかりしていますが・・・気づいていますか?建物の劣化状態。

新築住宅も建てて10年も過ぎますと
あちらこちらに劣化が見えてくるものです。

 

最近 建物検査を行わせていただいた中古住宅でも
築年数こそ40年以上経っていますが、
外壁をサイディングにリフォームされたり、
色々と手をかけていらして、外観上40年の歴史を
感じさせない建物でした。

 

過去に雨漏れの被害もないとのお話をお聞きし
検査をさせていただくと・・・

 

1.jpg

たしかに外壁のサイディングはまだまだしっかり
していますが、サイディング同士のジョイント部、
建具廻り等のコーキング材に亀裂やひび割れといった
劣化現象が確認されました。

 

このコーキングというのは、窓枠回りや外壁材の
つなぎ目など、雨水が浸入しやすい部位について
防水を目的として隙間に充填される防水材です。

 

種類としてはシリコン系やウレタン系など用途によって
それぞれ材質の違いはありますが、使用目的は
ほぼ防水性、気密性のために行います。

 

通常よく使われる一液型のコーキング材ですと、
作業時はパテ状ですが、空気に触れると硬化が始まり
硬化すればゴムのように伸縮性、防水性を有する
ものになります。

 

ところが・・・日光の浴びたり、風雨にさらされたりと
厳しい自然環境におかれると、徐々にゴム状の
伸縮性が失われていきます。
伸縮性が失われたコーキング材は、気温の変化や
風雨による建物の微細なゆれ等で簡単に亀裂が入って
しまうのです。

 

 

2.jpg

 

こうして出来た亀裂やひびから、雨水が侵入して
僅かながらの水漏れをおこします。

 

すぐに水が漏れればわかりますが、中には内部の木材を
腐食させていき、気がついたときには壁の下地ごと
補修しなければならない・・・といったこともおきています。

 

 

3.jpg

 

そういったことにならない為にも、定期的なチェックと
メンテナンスが必要です。

 

一度 ご自宅をご確認されることをオススメします。

 

修繕のご依頼は・・・

こうべリノベーションへご連絡ください。

電話Tel 078-974-7710

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