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2014/10

21

火曜日

外壁はしっかりしていますが・・・気づいていますか?建物の劣化状態。

新築住宅も建てて10年も過ぎますと
あちらこちらに劣化が見えてくるものです。

 

最近 建物検査を行わせていただいた中古住宅でも
築年数こそ40年以上経っていますが、
外壁をサイディングにリフォームされたり、
色々と手をかけていらして、外観上40年の歴史を
感じさせない建物でした。

 

過去に雨漏れの被害もないとのお話をお聞きし
検査をさせていただくと・・・

 

1.jpg

たしかに外壁のサイディングはまだまだしっかり
していますが、サイディング同士のジョイント部、
建具廻り等のコーキング材に亀裂やひび割れといった
劣化現象が確認されました。

 

このコーキングというのは、窓枠回りや外壁材の
つなぎ目など、雨水が浸入しやすい部位について
防水を目的として隙間に充填される防水材です。

 

種類としてはシリコン系やウレタン系など用途によって
それぞれ材質の違いはありますが、使用目的は
ほぼ防水性、気密性のために行います。

 

通常よく使われる一液型のコーキング材ですと、
作業時はパテ状ですが、空気に触れると硬化が始まり
硬化すればゴムのように伸縮性、防水性を有する
ものになります。

 

ところが・・・日光の浴びたり、風雨にさらされたりと
厳しい自然環境におかれると、徐々にゴム状の
伸縮性が失われていきます。
伸縮性が失われたコーキング材は、気温の変化や
風雨による建物の微細なゆれ等で簡単に亀裂が入って
しまうのです。

 

 

2.jpg

 

こうして出来た亀裂やひびから、雨水が侵入して
僅かながらの水漏れをおこします。

 

すぐに水が漏れればわかりますが、中には内部の木材を
腐食させていき、気がついたときには壁の下地ごと
補修しなければならない・・・といったこともおきています。

 

 

3.jpg

 

そういったことにならない為にも、定期的なチェックと
メンテナンスが必要です。

 

一度 ご自宅をご確認されることをオススメします。

 

修繕のご依頼は・・・

こうべリノベーションへご連絡ください。

電話Tel 078-974-7710

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