2014/12
09
火曜日
リフォームで床暖房をつけたけれど思ったより寒い!
床暖房だけではいられない、というような話をよく聞きます。
床暖房はエアコンのように空気を直接暖める仕組みでは無いので、
立ち上がりに時間が掛かる、体感は暖かいが室温は低めになる
などの特徴があります。
また寒さを感じる大きな原因には、家の断熱性能の低さがあります。
最新の家は断熱性能が高いので、床暖房だけでも十分に暖かさを感じられるのですが、古い家は断熱性能が低いので、床暖房だけでは暖めきれないことも多いのです。
そこで床暖房を効果的に使う使い方としてお勧めなのが、
エアコンとの併用です。
例えば、床暖房の立ち上がり時や、
特に冷え込んだ日はまずエアコンで一気に室温を上げ、
それからじんわり床暖房で暖まる、というスタイルにしておけば、
効率的よく快適な空間にすることができます。
そして家の断熱の弱点になりがちな窓サッシの対策をしておきましょう。築15年程度の家の場合、冬の暖房時に家から逃げる熱の50%は窓からというデータもあり、断熱性能の低い窓サッシのままでは、いくら床暖房を取り付けても冬に寒いまま、暖房費用がどんどんかさんでしまいます。
床暖房のリフォームをする時は、一緒に家の断熱性能を上げる
リフォームもしておくことが快適な家作りのポイント!
窓対策や床下に断熱材を入れるのはもちろん、
壁や天井裏の断熱材の再点検をしておきましょう。
床暖房にリフォームする際、床の仕上げ材は熱に強い材料を選ぶ必要があります。普通のフローリング材では、反り返りやひび割れが起きますので床暖房対応のフローリングを選びましょう。
そして床暖房の醍醐味と言えば、ぽかぽかと温かい床に寝転がってゴロゴロすることですが、
フローリングではちょっと硬い、でもラグなどを敷くと暖房効果が半減してしまいます。
そこでオススメなのが、表面がやわらかい肌触りのいいコルクや畳です。
コルクの床材にも床暖房対応タイプがあり、肌触りが柔らかいので素肌にとても気持ちがよく、思い切りゴロゴロできる空間になります。また滑りにくく滑ってもケガをしにくいのでお年寄りや小さな子供のいる家でも安心です。
そして気持ちがいいだけでなく、意外と手軽にできるのが和室の床暖房。和室の床暖房には専用畳が必要ですので、畳を入れ替える時に一緒に工事をしてしまえば工事も簡単。直接座ることが多い和室だからこそ床暖房が生きる空間になります。
床暖リフォームのご相談は・・・
㈱谷工務店 こうべリノベーション事業部へご相談ください。
Tel 078-974-7710