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2014/09

30

火曜日

リフォーム済み物件と現状引渡し物件はどちらがお得?

週末になると不動産の折り込みチラシを
多数見かけますが、各物件個別の記載の中には

『平成24年リフォーム済み!!』
『キッチン、トイレ入れ替え』などと書いてある
物件を見かけることが、多々あると思います。

 

チラシ.jpg

                  ※写真は本文とは関係ありません。

 

現状引渡し物件とは、読んで字の如く
売主様が住んでいらっしゃる(いらっしゃった)
そのままでのお引渡しとなります。

 

リフォーム済み物件であれば、購入後、特に気に入らない
ところもなければ、そのまま住める為、購入費用のみの
支出となりますが、現状引渡し物件ともなると、
キッチン、ユニットバス、トイレなど水廻りや
各部屋のクロスやら床やら、触りだせばキリがないほど
リフォーム費用が嵩んでしまいます。

 

ここまで書くと、一見リフォーム済み物件のほうが
お得なように感じられる方がほとんどだとは思いますが、
実は・・・リフォーム済み物件にもカラクリがあったり
します。

 

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通常 リフォーム済み物件には、大きく分けて
2つのパターンがあります。

 

一つ目は、売主のお客様が物件を少しでも高く売る為に
引越し後にリフォームされて販売される例。

 

売主のお客様の考え方のもよりますが、多数の方は
少しでもリフォーム費用を抑えて、より高く売りたいと
考えられる方がほとんどです。


リフォームコストを抑えるということは、
当然 取り替えられる商品は、出来るだけ安価なものと
いうことになり、金額が掛かりそうな工事は行わない。
そういったことが容易に想像がつくと思います。

 

もう一つのパターンは、業者が物件を買い取り
リフォーム後に、売りに出す例。

 

こちらは競売物件など多いのですが
出来るだけ安く仕入れてリフォーム後に
付近の同じような中古物件の価格帯で再販売を
行います。リフォームの考え方も基本は上記と同じで
出来るだけリフォーム費用をかけないこと。

 

ただし 業者物件であれば、キッチンなどの商品で
型遅れ品(新商品が出たことにより、製造が中止された
商品。メーカーが在庫処分をしたがっている商品)を
使ってコスト面を安く抑えることが出来ます。

 

製造中止商品はだいたい5年くらいで、メーカーが
メンテ部品の製造・保管を止めたりするので、
購入後 いざ!!故障となる10年後付近では、修理できない
なんてことも考えられるわけです。

 

5.jpg

以上のような理由から、一概にリフォーム済み物件も
お得だとはいえない訳があります。

 

基本的に売る為に行うものですから、
見た目重視のリフォームといえるでしょう。

 

ただ 購入後にリフォームをされる場合、
購入者の思いのままにリフォームすることが可能ですが、
想像以上に金額が高くつく事もあります。

 

どちらがお得か?

 

まずは 購入予算と検討されるのが一番と言えるでしょう。

 

※こうべリノベーションでは、物件購入から

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