2016/03
26
土曜日
マンションリフォーム
マンションリフォームで多いお悩みは、面積が狭く収納が足りない、開口部が少ないので暗く風通しが悪いなど
見栄えやコスト面も判断しなければなりませんが、限られた面積と間取りによるものが多く見受けられます。
このようなお悩みは、ただ新しい設備を入れ替えるだけのリフォームに留めず、限られらた空間を効率的に
活かすレイアウトの工夫や間取りの変更が必要となってきます。
和室の高さ調整をおこない収納力UPを図ったり、逆に、収納スペースをフリースペースとしてリフォームする
ことで、プライベート空間を確保し、家族の成長と変化を見据えた、長く住みこなせる家づくりもひとつです。
床下に空間がある二重床のマンションは、床下に排水管や電気配線などを通すことができるので
距離は限られますが、水まわり移動がしやすく間取りの自由度が増します。またパイプスペースが
戸外に設置されていたり、梁が無い間取りなども、よりリフォームの自由度が増します。
床下に空間が無いマンションは、設備の移動が難しくなりますので、今のレイアウトのままでプランを
考えていく必要があります。天井から下がっている梁をまたいで、換気扇の排気ダクトを通すことは
できませんので、コンロの位置も制約されます。
一戸あたりの電気容量にも上限があります。リフォーム後は設備が増えて電気容量が足りなくなりがちです。
リフォームの際には、どんな設備や照明を使うのかを考慮しながら、前もって確認しておきましょう。
キッチンリフォーム
家庭内で最も作業時間が長いキッチンスペースでは、生活導線や使い勝手なども重要です。
頭上にロングの吊り戸棚がついた対面スタイルのキッチンなどは、暗く閉鎖的で、吊り戸棚も使いにく
ので、間仕切り壁と吊り戸棚を撤去し収納力のあるオープンキッチンを取り付けましょう。
リフォームをすれば、キッチンの移動をしなくても明るくひろびろとしたキッチンに生まれ変わります。
ただ対面キッチンは壁付けキッチンより面積が必要ですので、限られた面積でリフォームする時には、
ギリギリの面積での無理なレイアウトは避けなければなりません。
通路が狭い場所に大きな開き扉は使い勝手が悪くなります。収納は引き戸にしておくと、通路幅を確保
しながら移動がしやすくなります。
マンションのリフォームでは、限られた面積ならではの工夫が最優先です。
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