2016/02
20
土曜日
住宅購入費用 とは?
諸費用 とは
住宅購入に際して住宅価格以外に必要になる費用のことで、一般的には仲介手数料や、
司法書士に支払う登記費用などがあげられます。
この諸費用は手付金や頭金と異なり住宅価格とは別に必要になります。
金利優遇を考慮するのであれば現金でご用意いただくのが最良ですが、そうも言ってられません・・・
今、まとまった現金が手元にない・・・お客様も結構いらっしゃいます。
諸費用もローンで借りる場合、「諸費用ローン」という商品がありますが、一般的に住宅ローン
に比べて金利が割高です。個人の属性やその時々の状況、金融機関によっても変化するのですが、
同一金利で借入できる場合もままございます。オススメはやはり現金ですが。。。
中古住宅の諸費用の目安としては物件価格に対して概ね7%~10%程度必要です。
手付金とは
売買契約時に一部先払いで支払う費用のことで、手付金は頭金に充当するケースが多いです。
あくまでも「先払い」で支払うものですので、住宅価格と別ではなく住宅価格に充当されるイメージ
が分かりやすいかと存じます。。一般的には100万円、もしくは住宅価格の10%程度です。
例えば2000万円の物件を購入した場合、契約の際に先に現金で100万円を手付金として売主に
支払い、その100万円は引渡の際に頭金となり、残りの1900万円を住宅ローンで支払う形です。
フルローンの場合でも手付金は必要
もし仮に手元金0円(フルローン)で住宅価格+諸費用の全てを住宅ローンで借りた場合でも手付金
は必要になります。その場合、契約の時には一時的に手付金を支払い、引渡の際に手付金が戻って
くる形になります。実際の現場ではいちいちお金を戻してもらうことはせず、住宅ローンで借りたお金の
うち手付金を差し引いた差額を売主に振り込むパターンが多いです。
手付金を用意出来ない場合によく行われるのが親族からの贈与です。親族からの贈与で手付金を準備し、
フルローンで手付金分の現金が戻ってきたらまた親族に返す、という方法がしばしば取られます。
金融機関を利用せず、ご親族の中でお金の融通をして頂く、という流れが一番無理が少ないです。
頭金とは
住宅を購入する際に、最初に現金で支払う部分のことです。
例えば2000万円の物件を購入した場合、頭金が500万円であれば、残りの1500万円を住宅ローンで
支払うことになります。ローンというものは所詮は借金ですので、頭金があった方が住宅ローンの返済が
楽になることは間違いありません。
※購入に際して、最初にご説明した諸費用の用意が最重要です。
頭金を無理して入れるよりも、諸費用をしっかり準備する方が金利優遇など全体的に鑑みてベターです。
フルローンで対応してくれる金融機関や住宅ローン商品も数多くありますが、手付金はフルローンでも必要
になりますし、諸費用も結構な金額になってしまいますので後から「こんなお金必要だったの?」
とならないように前もって把握して準備することが必要不可欠なのです。
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