2015/01
17
土曜日
1.17あれから・・・20年。
平成7年1月17日
午前5時46分52秒。。。
淡路島北部沖の明石海峡を震源に、
兵庫県南部地震が発生しました。
戦適用後に発生した地震としては、
戦後最大規模の被害を出し、昭和
23年の福島地震を経緯に設立され
た震度7の激震が適用された初めて
の地震でした。
東は福島県いわき市、西は長崎県
佐世保市北は新潟県新潟市、南は
鹿児島県鹿児島市までの広範囲で
有感(震度1以上)となりました。
キラーパルスを伴った地震動は、数値上でも当時最大級のものとして
記録され、10秒以上続いた地域もありました。
地震による被害も甚大なものとなりました。
死者 : 6,434名、行方不明者 : 3名、負傷者 : 43,792名
死者の内訳は、兵庫県内6,402名 (99.5%)
兵庫県外(大阪府、京都府など)32名 (0.5%)
兵庫県内の死者のうち、災害関連死による死者は919名 (14.3%)
2005年(平成17年)に死者数の計上ミスが発覚し、修正された。
焼死者数 403人(兵庫県の集計)
558人(各市の合計。神戸市528人など)
負傷者 重傷者 : 県内10,494名 (98.2%)、県外189名 (1.8%)
軽傷者 : 県内29,598名 (89.4%)、県外3,511名 (10.6%)
避難人数(ピーク時): 316,678人
住家被害 : 全壊104,906棟、半壊144,274棟、
全半壊合計249,180棟(約46万世帯)、一部損壊390,506棟
火災被害 : 全焼7,036棟、焼損棟数7,574棟、罹災世帯8,969世帯
その他被害 : 道路7,245箇所、橋梁330箇所
河川774箇所、崖崩れ347箇所
被害総額 : 約10兆円規模
被害の特徴としては、都市の直下で起こった地震による
災害であるということが挙げられます。
日本での都市型震災としては、
大都市を直撃した1944年(昭和19年)の昭和東南海地震以来となり、
道路・鉄道・電気・水道・ガス・電話などの
ライフラインは寸断されて広範囲において全く機能しなくなりました。
もともと日本は地震大国であり、日本の大型建築物は大地震にも
耐えられない構造であると分かり、1981年(昭和56年)には
大幅な建築基準法の改正が行われた。
しかし、日本の建造物が安全であるとする報道に基づいた誤解を
している方々も多く、1982年(昭和57年)以前に建てられた
ビル・マンション・病院・鉄道の駅舎などでも広範囲にわたって
倒壊・全半壊が多くみられました。
・・・あれから20年。
昨年度の神戸新聞の調べでは、
現行の建築基準法では耐震性
の安全基準を満たしておらず、
震度6弱以上の揺れで倒壊する
危険性が高い「既存不適格」の
住宅が、兵庫県では全国に7番
目に多い45万棟もあることが
わかりました。
さらに昭和57年以前に建てられ
たいわゆる「旧耐震住宅」の
耐震化率は、5.8%。震災から
20年経った今でも地震に耐えうる
事の出来ない家がまだ多く存在します。
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