2015/09
26
土曜日
火災保険 10月から値上げ
火災保険の保険料を少しでも安く抑える方法は?
火災保険とは火事や台風、ゲリラ豪雨、大雪などによる建物の損害を補償する保険です。
住宅の場合は、被害に遭うと再建するのに、膨大な費用がかかってしまいますので
住宅を購入した場合、ほとんどのご家庭では火災保険や地震保険に加入します。
ここ数年、集中豪雨や大雪などによる保険金の支払いが増えている事が要因の一つの
ようですが、住宅の火災保険料が10月から、一斉に引き上がります。
2011年の東日本大震災を受け地震保険料も上がっており、相次ぐ負担増が住宅購入時に
重荷になりそうです。
今回の改定のもうひとつ大きな注目点は、保険契約期間の短縮化です。
通常、住宅ローンを借りて住宅を購入した場合、住宅ローンの返済期間に合わせて最長
36年まで火災保険に加入し、初回に一括して保険料を支払うのが一般的でした。
長期契約をすれば、当然、保険料は割安になります。これが、今回の改定から、10年超
の契約ができなくなります。長期契約ができなくなると、結果的に保険料が割高になり、
影響は大きいと言えるでしょう。
今後、火災保険の保険料を安く抑えるためには、どう考えればいいのでしょうか。
各社は負担軽減につながる割引サービスを拡充する方針で築10年以内なら保険料を
約5%安くする「築年数割引」や負担感を和らげるため、保険金の支払い要件を
絞ったり、上限額を抑えたりして保険料を安くするなどの提案なども進みますが・・・
住まい選びの際、周囲のリスク環境を確認することは重要です。
最近の損保各社の火災保険は、必要な補償を選択したり、はずしたりすることが
できるようになっています。(あるいは補償の範囲を変えた複数のプランから選択する)
例えば水災は要・不要が比較的分かりやすい補償です。
水災のほかにも、自分の住まいの環境にはいらない補償が付いていないか確認しましょう。
ハザードマップや国土地理院などのHP等で調査すれば、リスクを見抜ける場合があるかもしれません
地域特性にあった補償内容かどうか、災害が起きる可能性は?などなど冷静に判断すべきです。
こうべリノベーションでは・・・
ローン減税手続きに必要な耐震証明書を発行しやすくする建物調査をおこなっております。
築20年超の木造住宅が地震に耐えられかどうかを調べます。
倒壊しないと判定されれば「耐震基準適合証明書」の発行が受けられます。
築20年超の木造住宅は本来は減税の対象外ですが、証明書があれば10年間で
最大400万円が税額控除されます。























